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メトロノームを使ってギターを練習する話

このところちっともギターを触ってないです。弾く時間はあります。現在進行中の仕事がありますが緊急事態宣言中でなんとなく時間があるので好きなことすればいい、ギターでも弾こうかなと考えるのですが自由な時間が増えると逆に何したらよいかわからない状況になっているかもしれません。ギターを弾く部屋が寒いからかもしれません。早く暖かくなってほしいです。

何やらよくわからない話から始めてしまいましたがメトロノームを使って練習する話でも書いてみます。僕はギターの先生でもプロの演奏家でもないのでメトロノームをこうやって使わなきゃダメだぞというような偉そうな講釈ではなくて個人的に思っている話を書くだけです。音楽なんてどうやったって自由だと思いますので好きなように使えばいいと思います。

メトロノームといえば昔はゼンマイを巻いて振り子が振れる形のものでしたがある頃から電子メトロノームがでてきて最近はスマホのアプリもありますね。我が家にはウィットナーの小さい振り子型のものがあります。振り子タイプの音はカチカチ言う音が聞き取りやすいのと振り子がある方が目でもリズムを感じやすいというメリットがありますがいちいちゼンマイを巻かなければならないのがめんどくさいので最近はほとんど使ってません。今はグーグルで「メトロノーム」と打てばメトロノームが出てきます。カッカッという音で聞きやすいし音量も変えられますので自分としてはこれで十分だと思います。

メトロノームの使い方はできるだけゆっくり鳴らすのが良いと思います。速いフレーズを練習するにあたってめちゃくちゃ速くメトロノームをカウントさせて練習している人がいて別にいいと思いますが個人的には速いフレーズの練習で例えば4音もしくは8音につき1つ鳴らすとか1小節のなかでどこか一つの裏拍で鳴らすとかそういった使い方の方が練習になると思います。

速いフレーズを練習するのに遅いテンポから練習するというのも効果あると思いますがゆっくり練習するときも折角なので表現を詰め込んでそのテンポでも音楽的に聴こえるように練習すればいいんじゃないかと思ったりします。メタルとか速弾きの世界の場合はわかりませんがジャズでDonna Leeの練習なんかするときはこういうテンポの音楽があるというつもりで音符の長さが十分になるように意識したりアクセントを大げさに付けたりすると良い練習になるような気がします。

あとよくありそうなのはメトロノームは大体機械ですがメトロノームに合わせて練習するってことはメトロノームのように機械的にならなきゃいけないのかってことです。よっぽど機械のようにタイトに演奏しなければならない場合(そういう音楽は機械でいいじゃんと思いますが)以外はそんなこと無いと思います。パットマルティーノは正確無比なマシンガンピッキングでゴリゴリフレーズを弾きますがレコードの最初と最後のテンポが同じかって言えば違うと思います。人間が演奏しているわけですからいろいろなゆらぎやズレがあることでグルーブが生まれることを考えると音楽的にテンポを安定してキープするのは大事だと思いますが機械のように正確なテンポで弾けなければならないというのはちょっと的確ではないと思います。

ということはそもそも音楽をやっているわけですので音楽的にするというかより良いグルーブを作る練習をするためにメトロノームを使うという考え方になるのではないかと思うわけです。そのためには、メトロノームのカウントは極力少なくして演奏してみて自分の演奏とメトロノームの音が合わさって音楽的になっているかを確かめながら練習することが重要だと思います。メトロノームをどこで打つのが練習になるのかはそこら中に書いてありますのでここでは書きませんがカンカンなっているメトロノームと同じタイミングでカンカン弾いてもあんまり練習になってないんじゃないかなと最近ネットを見てて思った次第です。

練習にメトロノームはいらないという記事もみかけますがメトロノームを使おうが使うまいが一人で弾いて音楽的で有ればいいと思います。CDに合わせて弾いてみたってのをよく見ますが弾いてみた音だけ抜き出して聴くと元音源との違いに大抵頭を抱えることになると思います。それを改善するのにメトロノームを使った練習が効果的ではないかと個人的には思います。弾いてみたで満足できればメトロノームの練習はいらないと思います。だんだん偉そうになってきてしまったかもしれませんが独り言ですので。僕は最近まともに弾いてないので元から下手がどんどん下手くそになっていると思います。こういった練習は継続が重要ですね。

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