春分の日も過ぎていよいよ春になる感じです。桜の木の蕾がちょっと色づいていて咲く準備が着々と進んでいるようです。でも今日は結構風が強くて寒いですね。世間は今年もお花見は自粛なんでしょうかね。我が家からは少し遠いですが屋上から桜が見えるのでそのうち一人宴会でもしようかと思います。
Strymon IRIDIUMを買ってみました
さて悩みに悩んだアンプシミュレーターですが結局StrymonのIRIDIUMに決定しました。全然関係ないですけどイリジウムといえば携帯電話のイメージですがなんとなく調べたらまだ使われてるようですね。
他にも色々良さそうなのがありましたが決め手としては直感的に扱えそうであることとシンプルであることと、できるだけ音が良さそうというところです。海外のジャズギターフォーラムで話題にされていたTwo notesのTorpedo C.A.B. M+も良さそうでしたが液晶画面でボタンに複数の機能が付いてるのは結局弄るのがめんどくさくなるだろうと思ったので却下、Simplifierも良さそうなんですがセンドリターンを使った時のネガティブなレビューがどうも気になってしまったのとYoutubeなどでレビューされてる動画の音で決定的なものがなかったためです。凄く良い音か凄くしょぼい音に感じました。
これは決して機材が悪いわけでなく演奏者の腕やセッティングによるものも大きいと思いますがセッティングを楽にしたいのにセッティングが難しい可能性がある機材を買ってもしょうがないです。もう少しこのあたりが明確になったり改善されたりしたらSimplifierはいずれ手に入れたくなるかもしれません。IRIDIUMはギターの上手な方がHX STOMPとの音の比較をされていたブログが大変参考になりました。両者聴き比べて明らかにIRIDIUMの方が音の解像度が高いというか立体感を感じました。もしかしてセッティング次第でHX STOMPも遜色ない音になるのかもしれませんが楽したいのにいちいち作り込まないといけないのであればめんどくさいので個人的には買う意味がないです。そんなことをいろいろ考えた結果IRIDIUMになりました。
Strymon IRIDIUMはギターアンプ
とりあえずギターを突っ込んで弾いてみましたところまだヘッドホンでしか聴いてないですが確かにこれはアンプだなという印象を受けました。僕はこのアンプが良くてあのアンプがだめとかこの音は〜の音に似てる似てない等というのは全然こだわりがなくて音が良ければ何でも良いという考えなんですがピッキングした時の反応が良くて殆ど違和感を感じないです。本当のアンプほどではないのかもしれませんが、明らかに弾いていて気持ちが良いです。
しばらくIRIDIUMで弾いてみたあと試しにいつものELEVEN RACKで弾いてみましたが普段はこんなものと思ってあんまり気にしてませんでしたがなんだか全然気持ちよくないです。普段も特に気持ちよかったわけではないですが比べると特に感じます。細かい事はよくわかりませんが出てくる音が遅いのかもしれません。いや今IRIDIUMまた弾いてみましたがELEVEN RACKは明らかに遅いです。IRIDIUMのアンプで弾いた時に感じるようなコンプレッション感？も良いのかもしれません。当然それをシミュレートしているからそうだと思いますがトランジスタにはないチューブの艶っぽい感じもします。
IRIDIUMはROOMリバーブが付いていますが強くかけるとさすがに不自然ですので薄くかけて音の立体感を感じる程度が一番気持ちよく感じます。ジャズギターにも使えるというレビューも見ましたがたしかにこれは普通のアンプですから使えますね。それくらい普通のアンプだと思いました。某大臣みたいな言い方になってしまいました。今までアンプシミュレーター付きマルチエフェクターみたいなのはどうも好きになれなくて使いこなせもしないのに試しに買っては売りを繰り返してきましたがついに辿り着きました。これだよ僕が欲しかったのは。ありがとうストライモン（ドラえもんみたいですね）という感じです。オーソドックスなジャズギターをやるならIRIDIUMだけでも十分気持ち良い音で弾けると思います。普通にアンプ直で弾いてる感覚です。これ使ってまた何か録音してみようと思います。
（後日試しに録ってみました。まだ研究中ですが… ）
ということでまだちょっとしか触っていませんが非常に質の良いものだと思いました。パワードモニターにつなげれば普通のギターアンプのようにできます。今度はちょうど良いパワードモニターが欲しくなってきましたが買うなら↓みたいなのがいいです。とりあえずこれはもうギターアンプいらないんじゃないかと思うくらいギターアンプでした。
