いろいろあってもう12月になってしまいました。
月日が経つのが本当に早くて自分の老いを感じてしまいます。
ところでいつもはエフェクターはディレイ1個しか使わなかったりするんですがその昔なんとなくエフェクターボードを作ってみたいなぁなんて思って作ったことがありました。
ほとんど使いもしないエフェクターを集めて自作してみたんですが結構これが楽しかった思い出なので暇つぶしで作り方を記録しておきます。
最初につくったのがこんな感じです。昔から持ってたBOSSのチューナーとイシバシ楽器の安いコンプと歪とパワーサプライとイコライザーと安いディレイでした。ケースにいれて工具や替えの弦が入るので結構便利だったです。

簡単な自作エフェクターボードの作り方
1.ホームセンターで以下のような材料を買う。
①アルミのケース(別に無くても良い)
②ベニヤ板(厚さ5mm〜くらいのアルミケースのサイズと丁度良いもの)
③カーペット用生地(ベニヤに巻く 巻かなくても全然良い)
④金属製の取手(無くてもいい)
⑤スーパークリップ(穴が両端に合いている金属のクリップ)とちょうど良いネジ
⑥プラ板(ネジ止めできないエフェクター用 なければ不要)
⑦適当なビニールの板(薄いやつ 無くてもいい)
⑧ネジ止めできるゴムクッションをいくつか
⑨適当なボンド
必要に応じて要らないものもありますが、全部で5,000円くらいでしょうか。ケースが要らなければ2,000〜3,000円くらいだと思います。
アルミケースを買う場合↑のものみたいに厚みに余裕がないとエフェクターが入らない場合があります。仕切り板とか小物入れがあると便利です。
2.ベニヤを丁度良い形に切る。
3.ボンドでベニヤにカーペット生地を貼る
4.裏面に⑦のビニールの板を当て、⑧のゴムクッションをネジ止めする。

こんな感じの裏面になります。
カーペットもゴム足も使用上要らないですがちょっとした高級感が出る気がします。
5.スーパークリップを広げてエフェクターの裏面のネジに片方を止め、もう片方をエフェクターボードにネジ止めして適当に固定する。
6.取手をボードの上下につける。

こんな感じ。取っ手はケースから出し入れするのに便利でした。
めちゃくちゃ適当な説明ですが適当にやってもそれなりにできちゃうと思います。パワーサプライやチューナーなどで裏面にネジがないものは、適当な金具を加工して固定したりプラ板をエフェクターより少し大きめにカットして両面テープで貼りつけてからネジで固定する方法もあります。工夫次第でどんなふうにもできるのでちょっとしたDIYで結構楽しいです。
書いてて思いましたが3,000円程度でそれなりのケースはありますから作るのがめんどくさい場合は買ったほうが手っ取り早いような気がします。
1000円ボード
今使っているエフェクターボード
で現在ですがこのホコリまみれのテキトーなボードは分解されて既に使っていません。
今はこうなりました。

ShurのコンプとRIOT RELOADED ほぼつかってません。カッコいいので入れてみたかっただけです。ディレイ・リバーブが多い気がしますが好きなのでしょうがないです。たまにTCのFlashbackをMXRのCarbon Copyと入れ替えたりします。本当はこんなに沢山無くてもCarbon Copy一つで十分なのかもしれません。テープエコーが大好きなんですがStrymonの El Capistanの音はとても上品だと感じておりかなり良いと思ってます。
El Capistanの唯一気に入らない点はMIXのノブがゼロから9時の位置の手前辺りまで効いてない気がするところです。このためごくごく薄くかけたいときにちょっとイラッとしてしまいます。こういう仕様なのかもしれません。まあ慣れてしまえばこんなもんかとなって結構どうでも良かったりします。
ということでエフェクターボードについてでした。重くてどこにも持ち出す気になりませんが自己満足の世界ですので…。