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【進化】ZOOM G1FOUR を買った話

この歳になるとお正月といっても普段とあまり変わらないというかあまり特別感を感じなくなってしまっています。おせち料理は飽きたし休み明けでやっと普通の生活ができるので嬉しいです。さてお年玉なんて当然もらえなくてあげる年始ですが何か買い物したいなぁなんて思っていたところそう言えばZOOMの新しいマルチエフェクターが評判良いとのことでしたので自分へのお年玉的にそのG1FOURというマルチをサウンドハウスに注文したわけです。

ZOOMって随分前からあったような思い出です。最初に認識したのは中学生頃9002とかいうギターのストラップにくっつけるようなマルチエフェクターがあったんですが当時5万円くらいして結構高級品だなぁなんて思ってた記憶があります。そこからすっかりZOOMのことなんて忘れてたんですが大学4年くらいの頃505というのが安くて良いという話を聞いて買って使っていました。これが初めてのZOOMでした。

ジャズをやっていたので3つくらい音を作ってそればっかり使っていただけでしたのでマルチは本当はいらなかったのかもしれませんが505は凄く小さくて軽いので持ち運びがしやすいしいろんなところで弾く時に置きアンプのリバーブが壊れていたりするので便利に使っていました。そこから何が進化していたのかよくわかりませんが505Ⅱ、505ⅡCG(これって505Ⅱの色違いだったのか?)、G2、MS100BTと使ってきましたが自分の中で一番使いやすかったのは一番最初の505だったような気がします。何でこんなに色々買ったのか、安かったから以外の理由が見つかりません。

ギター機材の設定はツマミの位置でなんとなくこんな感じかなとつかめると思うんですが当時のZOOM製品は画面が2桁の数字くらいしか表示がないので設定するのにあまり音のイメージがわかないというか作り込むのが逆に難しいというか面倒なのでうまくできなくて機能の10%くらいしか使っていなかったと思います。

それは良いとして今回のG1FOURはサウンドハウスのポイントを1,000円分くらい使って7,000円くらいでした。技術の進歩はすごいですね〜設定画面がめちゃくちゃ見やすくなってます。詳細はいろんなところでレビューされているのでここでは細かいことは書きませんがこの画面と4つのツマミがあるので説明書見なくてもセッティングするのは凄く便利に感じました。

あと、ZOOM Guitar LabというアプリでMacとかPC上でセッティングができますので本体でやるのが面倒であればアプリを使ってやればよりわかりやすく操作することができます。といっても本体では1エフェクター分しか表示されないのがPCだと横並びで全て表示されてるだけのような感じですがこれでも格段にわかりやすくなっていると思います。

早速つないで音を出してみました。今回は、静かに遊べるようにヘッドフォンも併せて新調しました。JTSって台湾のメーカーのようですが3,000円くらいのヘッドフォンです。この安さでこの品質ならもうこれでいいじゃんって感じです。

今までSONYのMDR7506という結構それなりのヘッドフォンを使っていましたが高音質とかスタジオ機材とか言われているようですがあのカールコードがどうも気に入らなくて着け心地からしてあまり好きでは有りませんで、今回のJTSの方が好みでした。音は別に悪くないと思いましたのでJTSがMDR7506に劣るのは小さく畳めないことくらいです。そしてMDR7506はもう古かったのでゴミ箱へ捨てました。スタジオ機材厨に言わせればJTSはクソなのかもしれませんが仕事でやっているわけではないし使いこなせもしないのに高い物買ってもただの自己満足で意味ないし安くて良い物を探すのも楽しいものです。ヘッドフォンなんて自分の好みで良いんです。と思います。

早速つないでから脱線してしまいました。この価格にしては筐体の質感が良いです。ヘッドフォンを挿してまずプリセットの最初の音を出したところいきなりガーっとマーシャルぽいと思われる爆音がしました。僕は激しい音は苦手ですのですぐにマスターボリュームはどこか探しましたが、見当たりませんでした。

G1FOURにはマスターボリュームは無※くて、それぞれのパッチにボリュームの設定がありそこで調整しなければならないようです。ここがちょっと残念でした(※後日、ちゃんといじっていたら画面の下の4つのつまみはアウトプットの調整になっていて、一番右はボリュームでこれは全パッチ共通でした。普通にVolって書いてあるのに全く気づいていませんでした。適当な事書いてごめんなさい)。しかし今までのZOOMのマルチにそんなものがあった記憶もなく僕は激しい歪は殆ど使わず音を作っても2〜3個くらいなのであんまり関係無い話でした。そんなこんなでいろいろプリセットをいじっていたらジャズをやるのに良さそうな音を5つほど見つけました。

  • OP Chorus  StereoChoとコンプを組み合わせた、ポップスにピッタリのカッティングサウンド。
  • Corona Eye  CoronaTriを使った80’sサウンド。
  • Gold Drv    2つのGoldDriveを使った温かみのあるオーバードライブサウンド。
  • LushAcoust  StereoChoとPlateを組み合わせ、広がりのある残響音を加えたアコースティックギターサウンド。
  • MatchClean MATCH30を使ったスタンダードなクリーンサウンド

だそうです。その他のパッチには全く興味が湧きませんでしたので多分今後弄ることはほとんどないです。参考にならない話で申し訳ないですがとにかくこの5つの音を基本にして自分の好きな音を作って遊んでみようと思います。で、ヘッドフォンで聞いた音ですが凄くいい音であれオレってこんなに上手かったっけという感じがしました。ただこの音そのままをどうやって録音をすれば良いのかまだ試していません。というのも我が家にはなぜかイレブンラックはあるのですが普通のオーディオインターフェースが無くイレブンラックに外部のマルチをつなげる方法がよくわからないからです。またオーディオインターフェースを買って試してみたいと思います。

それから普通にアンプに繋げてみたところヘッドフォンで聴いたときの感動はありませんでしたが普通のマルチだなという当たり前の感想でした。まあ音を出す部屋などの環境やアンプの性能に左右されるので当然なんですが普通未満では無く普通ですので全然問題無いです。

その他良いと思ったところとしてusbバスパワーで駆動しますiPhoneの充電器でも動きますので純正アダプタは要らないと思います。筐体は505等と同じプラスチックですが適度な重さがありデザインも悪くないので安っぽさはそれほど無いです。ディスプレイが見やすいのもいいですね。リズムマシンとルーパーもあるのでこれだけで練習マシーンとしても使えます。一万円しないおもちゃ感覚でしたが色々触ってみて買って良かったなと思いました。

軽くてセッティングしやすくてヘッドフォンで聴くと結構良い音(激しい歪は使わないのでわかりません)でアンプで使うにはいたって普通の使いやすいマルチです。これが7,000円ちょっとで買えるなんていい時代になりましたね〜。今は中国製のマルチエフェクターも安いのに凄く高性能だったりしますからね。もう10年くらいすれば今何十万もする機材が1万円くらいで買えるようになったりして。

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