こちらの地域はきのう梅雨入りしたそうです。まだ5月ですよ?僕は梅雨があんまり好きではありません。もうすでに体の調子が悪くなってきました。洗濯物は乾かないし、布団もしばらく干せないです。ギターでも弾くしかありません。そんな感じの昨今ですが、ふと思いたってイレブンラックをハードオフに叩き売ってきました。IRIDIUMがあるのでもう使わなくなってしまったので、新しい誰かに使ってもらえるといいなと思います。ああ、僕の変なプリセットを消さずに売ってしまいました。前使ってたやつ何なんだって思われるかもしれません。
そんなことはいいのですが思ったより値段がついたので今更ですがYAMAHAのAG03を買ってみました。オーディオインターフェースはM-Audioの安いやつがありますが、何かやるときにオケを流す必要があったりした場合AG03は便利かなと思ったからです。
まあそんな場合が果たしてあるのかどうか、何するか自分でもよく分かりませんが入手してしまいましたので色々遊んでみようと思います。※いつの間にか新型が出てました。ミュートスイッチが追加されて使い勝手が良くなってる気がします。人気なのか相変わらず品薄のようです。
開けてびっくりしました。ヤマハらしいというか今風といえばそうなのかもしれませんが…全世界的にこのデザインなんでしょうか。まあ別にいいですけど…。
とりあえずAG03は超人気アイテムなのでそこら中に買ってみた話がありますので詳しいことは書きませんが、これにギターをつないだ時に付属のアンプシミュレータがどの程度のものかということに一番関心がありました。別にIRIDIUMを繋げればいいだけかもしれませんが、できるだけシンプルにこれ1台だけでなんとかなるならそれはそれでいいなと思っていました。まあ最近のソフトウェアのアンプシミュレーターも結構音がいいのでそんなに悪くないだろと思って色々やってみました。
そんなに良くもないけど悪くもない?
これがAG03のアンシミュの操作パネルです。アンプはマーシャルみたいな見た目です。マーシャルといえばヤマハ、ヤマハといえばマーシャルって感じですね。エフェクトはシンプルにコンプレッサーとイコライザーとリバーブだけですが僕としては十分です。色々触ってみた結果、歪はあんまり良いと思いません(というか良いのかもしれませんが良い使い方がわかりません)でしたがクリーンは割と普通に良い音が出てくると思います。Fujigenのフローティングピックアップのフルアコにはあんまり合いませんでした。マウントのピックアップでは使いやすい音に感じました。
せっかく配信用のオーディオインターフェースなのでOBSを使ってテキトーに録ってみました。AG03だけで他に何も加工していませんが結構それっぽい音の気がします。演奏はまるでダメですが…
操作パネルは超簡単なEASYと上の画像のEXPERTの2画面があってEXPERTでもかなりシンプルです。操作するところがあんまり無いので簡単に思ったような音が出ます。イレブンラックは色々めんどくさくてあんまり気に入った音が作れなかったので、僕くらいのメカ音痴にはAG03のアンシミュくらいがちょうどよい気がします。ただ設定をセーブする時に名前を付けられないところがちょっとダメです。これでは設定をどこに何のつもりで入れてるのか忘れてしまいます。
出力の方法が3種類で1chと2chを別々にDRY音を出すのとミックスしたのとループバックということになっていますが、アンシミュ効果を入れてギターをDAWで録音するにはミックスでやるしか無いようです。まあこれで録音することは多分あんまり無いと思いますが何かいろいろ独特な感じです。アンプシミュレーターは本体では調整できないのでPCが必要ですが、ソフトが更新されなくなったら色々いじるのはもうできない感じですかね。単独のミキサーとしてもただのオーディオインターフェースとしても使えるのでいいですが、できるだけ長くOSのアップデートに対応してもらいたいと思います。
入力数がちょっと多いAG06というのもあり、ギターのチャンネルにエフェクトとアンシミュのオンオフスイッチがありますが、これは配信ならかけっぱだろうしDAWなら録る時は多分ドライ音を使うのであってもなくてもいいかなと思いました。AG03はマイクの音量調整はツマミではなくフェーダーなのが良いです。まあこの辺は使い方とかお好みですね。
こんなことで色々書きましたが、AG03のアンプシミュレーターは超シンプルですがそんなに悪くない感じでしたのでジャズに使えるのかって言えば使えると思いますけどIRIDIUMほど良いかって言われたら当然そんなでもない、というところでした。
(※追記)後日セッションアプリのSYNCROOMで使った時はそんなに良い音ではありませんでした。じっくり音を調整できる状況であればAG03のアンシミュを弄りながらやればいいですが、手軽とは言え操作パネルもそんなに使いやすい訳ではないので、セッションみたいに相手の音に合わせて直感で動かしたい時はVSTモードを使った方が良いと思いました。
まあ通信でちょっと弾いてみようって時に超手軽なので便利だなと思います。さあこれでこれから何しようかなと思うんですが、暇な時に僕の下手な練習風景でもだらだら生配信してみようかな。そんなの誰も見ないか。