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エレキギターにまつわる思い出

最近楽器屋の閉店や倒産が多いってお話をYOUTUBEで見かけました。僕はあんまり趣味らしい趣味が無いんですが少年時代から唯一続いている趣味がエレキギターで30年近く触っているのに全然上達はしてないんですが今でもひっそりと遊んでいます。ギターを始めた頃の80年代後半は一家に一台くらいの勢いでみんなエレキギターを持っていてバンドをやろうとするとみんなギターというような時代だったと思います。通っていた中学校のすぐそばに楽器屋があって授業が終わったら金も無いのにギターを見に行ったことを思い出します。

確かに今は楽器を買おうとするとインターネットで一番安いところを探してクリックすれば明日か明後日には届いちゃう環境ですからわざわざ楽器屋に足を運ぶ機会は激減していることは簡単に想像できます。当時のことを思い出すと今までいろいろあったなぁなんて思ってしまうんですが最初にギターを買った時から今に至るまでについて誰に話す話でも無いですがブログを始めたこともありますので暇つぶしに書いてみます。

始めた頃〜中学生の時

ギターを最初にやってみたいと思ったのは小学6年生くらいの頃だったと思います。当時家に転がっていたなんとかいうアイドル雑誌をなんとなくめくっていたらヤマハのエレキギターの広告が載っていました。その頃よく見かけた通販のTOMSONとかTHOMASとかの怪しげなものでなくヤマハは誰でも知っているメーカーで広告も垢抜けている感じもあり音楽に特に興味も無いのにこんなのやってみたいなぁなんて思っていたように思います。そんな感じで日々過ごしていたんですが中学1年になるとどの家にも一本はあったアコギなのかクラシックギターなのかよくわからないギターが家にあることに気づきこれまた家のどこかからすごく年代物の「優しいギター入門」のような教本を発見したのでとりあえず書いてある通り弾いてみることにしました。ドレミの基本的な位置と簡単なコードと荒城の月の弾き方を覚えたと思います。お金は無いのでエレキギターはまだ買えません。

中学2年になるとこの現象は何なんでしょうか周りで洋楽を聞き始める奴が急に増えてきて影響されやすい僕は勧められるままいろいろなバンドの音楽を聴いていました。RATT、HANOI ROCKS、L.A.GUNSなんかが好きだった気がします。こうなるとエレキギターが欲しくてしょうがないんですがやっぱりお金はない。なんとか親にお願いして高校受験が終わったら買ってもらえることになりました。中学3年の終わり頃、受験も終えてやっと初めてのエレキギターを手に入れました。B.C.RICHGunslingerってやつでヤマハではありませんでした。今考えると何でこんなのにしたんだろうって思うんですがトレーシーガンズが好きだったんでしょうか当時は中学生だから仕方がありません。嬉しくて毎日ごちゃごちゃ弾いてました。アンプもないのに。

高校生の頃

高校生活が始まり2本目のギターは意外とすぐに手に入りました。といってもイシバシかイケベのストラトのキットで当時の高校生のお小遣い半年分くらいあれば買えるものでした。とりあえず作ったはいいもののいつの間にか分解されてゴミになったと思います。次のギターは高校2年の時にお年玉をしっかり貯めて近くの楽器屋でFender Japanのテレキャスターを買いました。これ結構良かった気がしますが大学入ったとき欲しいという奴が現れて1万5000円で売ってしまいました。この頃ヤング・ギターとかPlayerなんかの雑誌から得た情報からアドリブのやり方を覚えたいということになり基礎はブルースだということだったので楽器屋にいって早速ブルースと代理コードという禿げたおじさんが表紙の本を買ってきました。家に帰ってから初めてそれがJoe Passによるジャズの教本だいうことがわかり影響されやすい少年時代の僕はそこからロックのことはすっかり忘れてジャズにしか興味がなくなってしまいました。本当に行き当たりばったりでした。

高校3年生になり大学受験も終わってなんだか色々お祝いをもらったので初めてのGibsonを買おうということで今は無き三宮のワルツ堂というところでLarry Carltonや渡辺香津美も使っていたLes Paul Specialを買いました。これは結構自分に合っていてこのあと大学でジャズ研に入りこのギターは多少活躍しますが2年生の大学祭中に盗まれてしまいました。サークルが責任を感じてLes Paul Standardをプレゼントしてくれましたが残念ながら弾きにくいギターだなって思いました。このことから普通のアーチドのレスポールには今でも全く魅力を感じません。

気に入ってたギターがなくなってしまってショックでしたがバイト等でいろいろ貯めたお金で当時そんなに高くなかった1981年製のES-335を手に入れることができました。名古屋のNancyというお店でした。本物なのかどうかわからないですがまたまた登場のLarry Carltonのサインがボディの超目立つところに入っていて嫌いなわけではないのですがホント目立つので正直これが無ければと思ったこともありました。この楽器は当時の自分にはすごく良かったので大学卒業後も使っていました。この辺でギターを買うのをやめておけば無駄遣いがなく自分の人生は今とは違ったものになったと思います。

大学卒業後

社会人になってお金ができたので当時結構斬新でPat Martinoも使ってるということで名古屋の石橋楽器でParker Guitarを買って使ってみましたがやっぱり箱系が良いということであっという間にヤフオクへ行くことになりました。その後25歳位の時に偶然地元の楽器屋で委託販売されていたおそらく1974年製のL-5CESを発見して気づいたら持って帰ってました。大した評価のされない年代のもので50万くらいで安かったんですが今考えるとこんなもの買って本当にバカだと思います。ロングスケールで弾くのに根性がいるけど個人的にはすごくジャズっぽい音が出ると思いました。しかし年月が立つにつれ腕も無いのにこんなギター持っているのが嫌になったのか、デカくて邪魔だしメンテにも金がかかるしということで売ってしまいました。今思うと真面目に売らなきゃよかったと思ってます。

そのL-5CESを買っていろいろ演ってましたが職場でのポジションが上がったりしてだんだん地元のハコで遊ぶこともなくなり、20年くらいの間で結婚し子供ができ家を建て・・・いろいろ忙しくなって音楽活動しているわけではないのに色々売ったり買ったりしましたが全部数えて24本、ギターマニアからすればそんなに多くないですがいろいろ勿体ないことをしたと思います。現在は数本手元にありますがギブソンなんてもうどうでもよくて扱いやすい国産回帰になりました。思えばL5CESより後はほとんどネット通販なので僕は時代の流れに逆らっていませんでした。

思い出のギター達(ToT)/~~~

L5のヘッドが何か変ですがビックリマンのヘッドロココが貼ってあるからです。ピックガードも変ですが腐ったので自作したからです。その後リペアショップにべっ甲柄のを作り直してもらったけど高かったなぁ。

スタインバーガーは弾きやすかくてEMGの音はクリーンが綺麗でした。ノイズがないのが素晴らしい。

↑ここまで、いくつかはオクに出した時の記念写真です。

安物買いの銭失い。見た目で買ってはダメですね。このフェンダーはホントに格好だけでした。思い返してみると無駄なことやってるな〜って感じます。ギターでお金を稼げるわけでなく出ていくばっかりなのに。アンプやエフェクターに使ったお金も考えると気絶しそうになります。でもここでは書いてませんが楽器や音楽を通じて色々良い思い出もできたように思います。今はネット上に楽器の情報が溢れ多くの人が様々な機材についてレビューを発信しているので購入の際の判断材料に困らず本当に良い時代だと思いますが直接楽器に触れて判断できる楽器店が少なくなっていくことは寂しく感じます。ということでもう昔のように音楽をやることは多分無いですがギターの遊び方はバンドだけでなく色々ですのでこれからも欲しい楽器を買えるように頑張りつつブログを書いたりして楽しんでいきたいと思います。

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