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ジャズブルースの話(Sandu)

結構暑くなってきましたね〜梅雨なんでしょうけどそんなに湿気が嫌という感じはなくなって体が慣れたのかもしれませんが、夏のように暑いです。こんなんでもマスクはしなければ世間的に色々と不都合ですが、早くスカッと元の状態に戻って夏を楽しみたいです。

写真はスカッとした感じのつもりですがこれは秋ですね 内容と特に関係ありません

ということで夏といえばブルースなのかどうかわかりませんがお休みの暇つぶしにブルースの話でも書こうかなと思います。僕がブルースを知ったのは最初はゲイリームーアとか淡谷のり子とかそういったブルースフィーリングといった感じのところからですが、弾いてみようと思ったのはギターを何年かやってるとアドリブという手法があるらしい、アドリブ練習にはまずブルースからだという情報をどこかで得てスリーコードのブルースに手を出したことから始まります。高校1年生くらいだったと思いますが、凝り性なのか変人なのかわかりませんがこの年齢からブルースの大元?から聴かなければならんと思い近くのCD屋でライトニンホプキンスサンハウスなんかを買って聴いてました。アドリブ練習するにしても昔は今のようにたくさん教本がなかったのですが当時吾妻光良さんと永井ホトケさんが書いたプレイ・ザ・ブルースギターという最高の本がありそれを買って毎日練習してました。

この本は今絶版なのでAmazonではプレミア価格でしか買えないようですが非常に良質のものと思います。昨今巷に溢れているなんちゃってブルースギター教本とは違って本物のブルースマンの美味しいフレーズを吾妻さんや永井さんが弾いてるという豪華なCD(僕が手にした当時は8cmでした)がついています。世間ではブルースといえば3大キングとかマディーウォーターズだとかエリッククラプトンだとか言う人が多いと思いますが、その他にもブルース界には非常に魅力的なミュージシャンがたくさんいます。この本のおかげでジョンリーフッカー、ジョニーギターワトソン、クラレンスゲイトマウスブラウン、ロバートJrロックウッドなどたくさんのブルースマンのことを知ることができました。

そんな感じでなけなしの小遣いでブルースのCDをあさりブルーノートスケールを練習する毎日でしたがある日新たに教本を買おうと楽器屋に行って間違えてブルースと代理コードというジャズギターの教本を買ってきてしまいました。後々この表紙のはげたおじさんにはまってしまいジャズの道に進むことになったのでした。

ジャズとブルースって何が違うのかという話は置いといてジャズをやるにしてもブルースはとても重要だと思います。大学のジャズ研とかジャズの初心者レッスンを受けたりすると最初は枯葉とブルースからやりましょうなんて初心者向けみたいに捉えられがちですが全くそんなことはなくてブルースを格好良く弾くには非常に鍛錬が必要なわけです。まあそれはどんな曲においても同じことですが…。ということで簡単なコード進行ですが日々練習してないと非常にズッコケた演奏になりがちなのが(なんでもそうですが…)ブルースということで、この暑い梅雨というか夏ですので?ブルースの練習でもしようということでジェシヴァンルーラーLive at Murphy’s Lawというアルバムで弾いているSanduというクリフォードブラウン作曲のブルースを耳コピ&練習してみました

1日半練習しただけなので聴き返すとヨレヨレですね〜…もっと弾かないとダメですね。

ところでYouTubeなんかを見てますとブルースはペンタトニックとかブルーノートスケールを適当に弾けばそれっぽくなるというような解説もたまにありまあ確かにそれっぽいかもしれませんがジョーパスやジェシや先程のブルースマン達のような良質な演奏はそれだけで出来上がっているわけでは当たり前ですがありませんで、フレーズ自体もそうですがどういうフィールで音を表現するのかというようなことが大事なんではないかと思います。ジェシのSanduも運指が難しいところがあったりしますがそれよりもノリというかグルーブというかそういうのを真似するのが一番難しくて一番大事な練習だと思うわけです。

そんな感じでブルースのことを考えていましたが昔永井ホトケさんがツアーで地元に見えて運良くライブを見れたことを思い出しました。ライブ後色々縁あってその日のメンバーで来ていた今は亡き佐山雅弘さんと永井さんと大学の先輩とライブハウスのマスターその他関係の方々とみんなで居酒屋に行きその後別の店でセッションしたりしました。そこで佐山さんはピアノではなくなぜかウッドベースを弾いてましたがめちゃくちゃ上手かった記憶があります。ああ凄い思い出。あの日ブルースの教本を持って行って永井さんににサインしてもらうべきだった。でもあの本いつの間にかどこかに行ってしまったなぁ。

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