なんていうタイトルで何か書こうと思ったんですがセッションなんて最近全然行ってなかったです。10年くらい前まではよく行ってましたが仕事や子育てで忙しかったり引っ越したりしてだんだん行かなくなって、最近はコロナのこともありますので出かけて音楽をやることもサッパり無くなってしまいました。そんなことでちょっと前にヤマハのNETDUETTO(今のSYNCROOM)というセッションできるシステムがあるのを知って遊んでみたんですが結構面白かったです。色んなレベルの人がいてああ人と演奏しているな〜という感覚があります。ネットワーク上なのでそれぞれ好き勝手なセッティングをしていたり音の臨場感みたいなのは無いですがこういうとことが改善されたらセッションも遠隔でやるのが当たり前のような時代になるのかもしれません。
NETDUETTOで遊んでた時に出てきた曲ではこんなものが多かったです。
・All the things you are
・It could happen to you
・OLEO
・My one and only love
・枯葉
・Beautiful Love
・I love you
みんなやりたいというか知っている曲が似ている感じでした。
ジャズセッションといえば今は黒本(ジャズ・スタンダード・バイブル)なんでしょうね。みんな曲名&黒本のページで曲を指示してくるのでこれからジャズセッションやってみたい人は絶対黒本を持っておくと良いです。五線譜に弱いギタリストであればリードシートをなぞって弾くのも練習になりますし、自分の本なら書き込みも自由なのでアドリブ研究にも役立つと思います。なお僕は昔よく使われてた青本(ザプロフェッショナル スタンダードジャズハンドブック)ってのを持ってますが、黒本は持ってません。当然ページが違うので曲を探すのが面倒です。また、黒と青ではたまに曲によってキーとかコードが違ったりするのでNETDUETTOでやってる時はちょっと待ってもらってネットで検索したりiReal Proを見て弾いたりしました。便利な時代です。
まあみんな同じような本見ながらやってるわけですから同じような曲になるのは当たり前なんですがその中でもみんなやろうとする曲が似てるので2時間でメンバーが入れ替わったときに「取り敢えずAll the things〜でどうですか」というのが5回続くみたいな感じになりがちでちょっと疲れてしまうことがあります。気持ちはわかりますがフロントはテーマを知らない曲はやりたがらないので同じような曲になってしまうんだと思います。セッションの難しいところは例えばロリンズのJohn s.とかショーターのワイルドフラワーなんかを自分がカッコイイと思って練習したとしてセッションでやりたいのに皆がそんな曲知らなくてできないからって敬遠されたりして、結局いつもの曲ばっかりやることになってしまうとこかなと思います。やっぱりじっくりジャズやるにはこれと決めた曲を気のあったメンバーとバンドでやるのが良いですね。
ところでAll the things you areは歌詞は知りませんが曲はパブリックドメインといって著作権が切れています。他にもそんな曲がけっこうあります。試しに弾いたので試しに貼ってみます。バッキングはCD等の音源ではなくBand in a Boxというソフトでリアルトラックというもので自動生成したものです。リアルな音といえばリアルですが変化が少ないのでもうちょっとヒネりがあるといいなといつも思います。
アドリブ練習にはiReal Proというアプリが手軽で良いですが、どうも機械的なのでBIABのリアルトラックかJAMEY AEBERSOLDのバッキングCDのほうが音楽的な気がします。JAMEYのバッキングはプロの演奏ですから結構迫力があります。といってもどれも毎回聴こえてくるバッキングは同じ(BIABは生成し直せばちょっと違いますが)というのは変わらないので、本当は人と演るのが一番いいと思います。
JAMEYはiTunesストアで一曲ずつ買えたりしますが、Band in a Boxはリアルトラックまで買うと結構高いですね。僕のBIABは今のところ特に困っていませんけどMacの最新OSでは使えないのでOSのアップグレードが出来ないです。コードを手打ちして演奏のスタイル(ジャンルとか編成)指定すれば簡単にそれらしい伴奏を作ってくれます。打つのが面倒であればググればなんか出てきます。
そう言えばNETDUETTOで突然入ってきていきなり難しいのやりたいですって言って勝手に高速でピアノ弾き始めた人がいたのを思い出しました。勝手に演っててくださいということでそっとブラウザを閉じました。セッションも人間社会ですので変な人は必ずいますね。周りと協調できない人は協調しないセッションルームをつくってそこで一人で演っててほしいです。あとチャット機能があるんですが突然マイクで喋りだす人がいて結構ビビりますね。会話はチャットの方がサラッとコミュニケーションできて余計な情報も入ってこないので好きです。マイクの人はなんとなく誤解されそうな気がします。
曲の話に戻りますがジャズの場合は黒本で適当に知ってる曲をやることが多いので便利ですがマンネリ化してるように思います。世間ではどんな曲がセッションでやられているのかネットでみていたら、ファンク系ではGeorgy PorgyとかJust The Two Of UsとかStand By Meとかやると書いてありました。歌の人がやりたがるのかな?僕は全然やったことなくてどうやって弾けばいいかわかりません。Spainもよくやるようですね。これはコテコテですね。疲れるので見るだけがいいです。Feel Like Makin’Loveもよくやりますね。あと、Some Skunk Funk?その場でコード譜配ってやるのかな?キメの部分も初見でやるのかな。僕は絶対できないですね・・・。何の話だかよくわからなくなってきましたがとりあえず毎日暇でギター弾けるのはいいけど同じようなことばっかりやってるので飽きてきました。新鮮さを求めてメタルの練習でもしようかな。