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ギターのディミニッシュは便利だなという話

ジャズギターのブログと言いながらジャズギターに関する記事よりギター買ったとかエフェクター買った内容のアクセスが圧倒的に多いのですっかりギター機材無駄遣いしてるだけのブログになりそうですが。先日ジャズが流行らない理由に気付かされてしまいショックでしたがまあそんなこと気にせずにたまにはジャズギターの話でも書いていこうと思います。

ギターはホントに便利な楽器で一つのポジションを覚えればずらすことで色々なことができることは誰でも知ってますがずらして色々できる一方ずらさなくても状況によって色々なことができます。まあピアノも同じといえば同じだと思いますが白鍵黒鍵がない分ギターの方がぱっと見分かりやすいと思います。僕は音楽理論とか小難しいことは嫌いでカッコよければなんでもいいじゃんと思うタイプですが今から書く内容を使うと割と簡単にカッコ良く弾けると思います。

まずポジションをずらさない話ですが例えばこんなコードフォームがあったとして

これを何と呼ぶかはその時の状況によると思いますがだいたいディミニッシュとかm6とか言うと思います。なんだよこれディミニッシュはこんな押さえ方じゃないよナメてんのかと思う人はそれはそれでいいと思いますが先程書いたとおり例えば6弦がAの音なら5度が無いのでどっちともとれますので単純にAdimもしくはAm6と捉えてよさそうです。

まずこれで2つのコードですがディミニッシュは短三度重ねのコードなのでAdim=Cdim=E♭dim=G♭dimということになりますのでこれだけで4つのディミニッシュコードになりこれで5つになりました。

次にこんな風に考えたとして

同じように6弦をAとすると白丸はDですがこれをあえて弾かなかっただけだとするとD7のDrop2を想定していることになりますのでこれはD7でこれで6つ。

次にこれのボトムのAを3度と考えると

ルートはF、G♭は♭9、Cは5度でF(♭9)のDropコードとして使ってよさそうです。これで7つになりました。

まだ色々あると思いますがこの辺にして一応ずらす話ですが仮にこのフォームで7つのコードを把握できたとすると1つずらせば14個のコードを網羅したことになります。すごいっすね。

それで大事なのはこのフォームには6弦をAとするといつもG♭とCのトライトーンが入っています。トライトーンが何かをここではいちいち説明しませんがいつもそれぞれ反対に半音ずつ動きたくなる性質があったりあとディミニッシュはパッシングコードとして色々使えますし半音程代理という超シンプルで便利な考え方もあります。このへんのずらす、ずらさないというのとこういった性質を織り交ぜるとバッキングする時のアイデアがもりもり出てきますしみんな好きそうなハーモナイズドベースラインとかいうやつのアイデアにもアドリブソロを考える時のアイデアにもなると思います。

↓Julian Lageも枯葉のソロギターの最後の方で多用してます。もちろんこれだけじゃないですけど

Julian Lage Autumn Leaves Solo Guitar Concert at Denison University
Solo Guitar Concert at Denison University2011.11.6

↑を採譜した根性のある人↓

Julian Lage - Autumn Leaves (Live Denison University) Guitar Transcription
Today we have a very nice, very skillfull, very educational rendition of Autumn Leaves for you. Brought to you by Julian...

そんなことでこんなの知ってる人は別に知ってると思いますがもし知らなかったら便利ですので良かったら色々試してみてください。なんかディミニッシュが便利という話になったかわかりませんが最後にdimが便利なのがわかりやすい(と僕が思った)動画を置いときます。

Barry Harris 6th Diminished Scale FULLY EXPLAINED
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