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GIANT STEPSの話

今日は暇なのでジャズギターのアドリブのことを暇つぶしの動画にしてました。
Giant Stepsという曲があるんですがジャズのよくあるコード進行とは違っててちょっとやってみようとすると大体なんだこれ?となってそれから一生懸命練習するかこんな曲無かったことにするかどっちかになってしまう曲だと思います。

Giant Stepsについて今更説明してもしょうがないですが書くこともないので書いておきます。作曲はかの有名なテナーサックス奏者のJohn Coltraneによるもので1959年に録音され1960年に発表された「Giant Steps」という曲名そのままのアルバムに収録されています。

何という意味か今Google翻訳に聞いてみたら「巨大な階段」だそうです…そんなわけ無くて偉大な一歩とか大きな歩みとかそんな感じだそうですね。それまでMiles Davisのバンドにいたコルトレーンはこのアルバム発表あたりにマイルスの元を去るのですがホントのところはよく知りませんがマイルスはパワハラ上司っぽいので嫌いだったのでしょうか?僕はジャズの歴史はさっぱりですのでいい加減な事を言っています。

そんなこんなでコルトレーン自身にとっても転機となっている曲なんですがアルバムの一曲目であるこの曲はまあ凄い勢いで演奏されてます。めちゃくちゃ速いテンポでぶわーっと10数コーラスでしょうか1コーラス24小節で短いのでそんなに長い時間ではないですが一気に吹いてます。

それでここが昔から気になっていたところなんですがピアノのTommy Flanaganのアドリブになったとたん何か元気がなくなってしまうんですね。聞いた話しで本当か嘘か知りませんがコルトレーンは変態的な練習好きでもともとこれは自分で作った曲だからアドリブできるのは当たり前なんですが、トミフラは呼ばれたその日に初めて楽譜をみたそうで。それで当然満足に弾けなかったのですがコルトレーンが絶好調だったのでそのファーストテイクが採用されてしまった。その夜トミフラはベッドで泣いたそうです。数十年後トミフラは自分のピアノトリオで「Giant Steps」というこの曲が入った素晴らしいアルバムを発表し見事リベンジを果たしたましたとさ。めでたしめでたし。という風に記憶してます。本当か嘘か僕は知りませんけどね。ネット調べればわかるんでしょうけど面倒くさいのでやめときます。

ということで僕もギターで弾くためにどうすれば良さそうか研究してみました。

コルトレーンは各コードの1235の音を多用しているので135の練習をして2を足すみたいなステップで結構いけちゃうんじゃないかと勝手に思ってます。これだとこれ以外の表現ができないのが欠点ですがもしアドリブに困ってる方がいたらとりあえず弾いてみるには簡単ですのでお試しいただけると幸いです。これを踏まえた簡単なアドリブ例もあります。

ギタリストでも色んな人がGiant Stepsを演奏していますが僕はこの2人の演奏が好きです。

  • スコット・ヘンダーソン
    (Vital Tech Tones / Victor Wooten Scott Henderson Steve Smith)
  • グレッグ・ハウ
    (V.A / A Guitar Supreme -Giant Steps In Fusion Guitar-)

こんな風に弾けたらいいですね〜僕はできません。

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