こんなタイトルを思いついたのでとりあえず書きますが書き始める前に夏に聴きたいジャズ○選みたいなのを調べてみたところSummer TimeとかBlue Bossaとか書いてあってホントかよ思いました。とは言え夏はやっぱりサマータイムを聴くんだと言う人もいるだろうし夏にジャズなんて聴かねえサザンとかTUBEの方がいいという人もいるのは承知していますが折角思いついたネタなので超個人的に夏にいつも聴いているアルバムを暇つぶしに書いておこうと思います。なお僕は新しい音楽を開拓する性格ではなく好きになったらずっと同じものを聴いてしまうタイプなのでここに紹介するのは特に目新しいものではありません。
※ちなみにSummer Timeは生活苦の黒人が夏は多少収穫があって楽だよって言ってる子守唄、Blue BossaはJoe HendersonのアルバムのKenny Dorhamの原曲を聴いても個人的に夏要素をちっとも感じないので上記のように思ったまでです。夏に何を聴きたいかは人の自由ですので気にしないでください。
Miles Davis / ‘Round About Midnight
夏に聴くのは1曲目の‘Round Midnightだけですがマイルスのミュートが個人的に妙に涼しさを感じさせるというか暑い日の風呂上がりの夜にクーラーの効いた間接照明の部屋で酒飲みながらリラックスして聴くとすごく心に染みる気がします。2曲目のAh-Leu-Chaは暑苦しいので取り敢えずスキップその他の曲もいいですが別に夏に聴きたい訳では無いので夏は1曲目だけ聴ければ良い、そんな感じ。
Joyce e Toninho Horta / Sem você
夏はやっぱりブラジル系が良いと思うんですがブラジルは涼しい時があるとは言え基本的に一年中暑いから曲もそれらしくなるんでしょうかね。日本は夏があるのでブラジルの曲の良さもわかるのかもしれませんがブラジル人は津軽海峡冬景色とかどう受け止めるのか興味深いしそう考えると日本は四季があるのは素晴らしいことかもしれません。そんなことはどうでも良いですがジョイスの歌も当然ながら繊細なギタープレイが最高でトニーニョ・オルタってやっぱ凄いと思います。没入して聴いてるといつの間にか眠くなるので暑い日の昼下がりに昼寝するときなんかに聴くのがいいです。
Pat Metheny / The Road To You (Live)
今更こんなの紹介したって誰でも知ってるわ何だこいつと言われそうですが夏と言えばこれでしょう、特にドライブなんかにピッタリだと思います。全然関係ないですが個人的な思い出としては若かりし大学生の頃このCDをかけながら運転してたらなにかの拍子にトラックとぶつかりちょっと大変な思い（怪我も損害も何もない）をしたことからもしかしてこれ聴くと危ないのかと思いしばらく車では聴かないことにしていた気がしますがいつの間にか普通に聴きながら運転してます。嫌な思い出も時が解決してくれる、そういうことだと思います。。。
。。。ということで個人的に夏に聴いてしまうジャズ三選でした。暑いですけどなんか夏らしいことがやりにくい世の中なので早く元に戻って欲しいですねえ。
