今日はPat Martinoのアドリブをコピーして遊んでました。勢いでTAB譜を作りましたので調子にのって動画にしてみました。何のブログだかよくわかりませんが気まぐれですので許してください。
Pat Martinoの1枚目「El Hombre」に入っている曲なのですがこの1枚目はホントに格好よくてこの後に出す録音も良いのですがはっきりいってこれが最高傑作なんではないかと思います。二十歳そこそこの人の演奏だとはとても思えません。
2枚目のSTRINGSから今みたいな弾きまくりになった印象がありこの1枚目も弾きまくりなんだけど音使いも含めフレーズの歌い方が素晴らしいと思います。
この御方は脳動脈瘤で一度記憶喪失になるのですが自分のレコードを聞いて再度ギターを練習して復帰したという訳の分からない経歴の持ち主ですべてのコードをマイナーに変換して弾くという独自理論を確立した方であのジョージ・ベンソンがこの人の演奏を聴いて驚いた(ベンソンの演奏もびっくりですけど)というぐらいの方で僕もジャズを始めたときからずっと大好きなギタリストです。
ということでその「El Hombre」の2曲目に入っているOnce I Lovedっていうボサノバの曲のアドリブ部分をTAB譜にしたんですがこの曲もバリバリ弾いています。暇つぶしなので全部だと長くて大変なのでAメロの32小節しかやってませんがマルティーノ節を知るには十分色んなフレーズが入ってると思います。
原曲は130bpm位でちょっと早めなのですが動画ではわかりやすいように110bpm位でゆっくり目で弾いてます(嘘です130でサクッと弾くのは無理でした。なお110でも弾けてるのか微妙な音になってます)。今回やってみて改めて思いましたがこのスピードでこの安定感でこのフレーズは天才としか言いようがないです。