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【コスパ】BOSS KATANA-50 mk-2の話

という訳でBOSS KATANA-50 mk-2が届きました。つい先日今年一年の買い物を振り返るようなことを書きましたがこれはあくまで2022年の買い物がちょっと早く届いてしまった、そういうことだと思います。

とりあえず安い

まず50wのアンプとしてはめちゃくちゃ安い。アマギフとポイントで5,000円くらいあったのと2,750ポイント付いたので実質約20,000円ということです。同じシリーズで100wになると急に50,000円くらいになります。これは僕が勝手に思ってるだけですがローランドとしては刀50は特別に戦略的価格設定というか最近Blues CubeNextoneなどいろんなバリエーションのアンプを展開してるので刀50を安く提供して物足りなくなったらその辺のアンプをステップアップで使ってもらうような、そんなギターキッズの裾野を広げる作戦じゃないかと思います。知らんけど。

ところで世間でよくジャズギターに使えるアンプみたいな言い方がありますが個人的には音が出ればマーシャルだろうがソルダーノだろうが何でも使えるじゃんとは思います。と言ってもこの使えるってのはもうちょっと意味があって①いろんなセッションに持っていくのに持ち運びしやすいとか②クリーンの音がジャズ的に綺麗とか③カッコよくて人に自慢できるとかその他いろんな要素があると思います。そのため大体おすすめされるのがDV MarkのLittle JazzとかAER BINGO2とかポリトーンとかAAD CUBとかそのあたりだと思います。ここに挙げたものは一応全部使いましたがそれぞれ厳密には違うけど方向性は皆んな同じような感じなので個人的にはつまらないわけです。

真空管もハコで使ったり自分で持ってたりして使ってましたがジャズしかやらないからかもしれませんが別に真空管でないといけないという気持ちには至りませんでした。僕はRiveraのClubStarをしばらく使ってたんですが確かに出音はきめ細やかで弾いてて凄く気持ち良いんですが小さい割に重くて運ぶ気にはならないし温まって安定するまで時間かかるしなんか持ってること自体が面倒になって売ってしまいました。そんな感じで僕ももうおじさんなので今は高いのじゃないとかっこ悪いとか駄目とかこのメーカーはダサいとか嫌とか等のこだわりはあんまり無くなりました。ということで個人的にギターアンプに求める像としては

・あんまり邪魔にならないサイズ
・それなりの出力

それなりの音色
・軽い
・使うのにめんどくさくない
・安ければなお良い

くらいなのですが果たしてそんな感じなのか早速触ってみることにしました。

触ってみたらこんな感じ

刀50は0.5wと25wに出力を下げるアッテネーターが付いてますがとりあえず50wで徐々に音量を上げていくと当然ですが結構な音量が出ます。まあ音量だけは10wくらいの小型の安いトランジスタアンプでも多少出ますが変に歪んだりスカッスカの色気も何もない音でただ喧しいだけだったりしますがちゃんと芯も艶もある音が出ます。これが約20,000円(ホントはもうちょっとするけど)のアンプか。ただ刀50は11.6kgだそうでめちゃくちゃ軽いわけではなくこれより軽くて小さいアンプは他にも有るので持ち出すことは多分無いと思いますがもしどこかの会場で使うとしても十分な音量だと思います。

KATANAは日本では見た目の問題なのかあんまり日本のブログでレビューされている方は見かけない気がしますが確かに前面にドンと「刀」ってのは何か小中学生にでもなったようで気恥ずかしく感じてしまう気持ちも無いわけでは無いですが海外ではなんだか評判が良いのでこの辺も日本的に捉えてもらえてると思うしこういうのって慣れてしまうと逆に愛着が出てくるような気がします。もう既にこのアンプが可愛くて仕方ありません。

どこかにBlues Cubeの方が良い音と書いてありました。現行のBlues Cubeは弾いたことないので知りませんが別に比べなきゃいいんじゃないのと思います。一応昔BC-60を弾いた時の印象と比べると僕は刀50の方が好きだと思いますがそんなことは関係なく刀50は正直この価格では十分すぎるくらい良い音だと思います。

良い音というのは非常に主観的な話でありもっと歪まなきゃ良い音じゃないという人もいれば歪まないのが良い音という人もいます。さっきの例みたいに別の何かと比べて良い悪いを判断することもあります。出音だけではなくて弾いた時のその人しか分からない感覚で良い音であることを判断することもあります。価格とバランスを考慮して考えることもあります。そういったことを引っ括めて個人的に実際に触ってみてこのアンプは非常に品質が良いと思います。

まあ色々設定できるのであんまり細かくは考えてないですがデフォルトの状態からアンプだけで設定してもCLEANは普通に柔らかくて良い音です。個人的なジャズ的にはCLEAN〜CRUNCH〜LEADまでは普通に使えると思います。特にGAIN下げ目でCRUNCHに設定すると非常に気持ち良い音になります。真空管に似てるとかデジタルぽいとかそういうことは特に思いません。BROWNはマーシャルらしいですが先日までマーシャルを買おうか悩んでいたくらいですので今度また遊んでみようと思います。

PCで色々設定できますが、アンプのノブを回したらアプリのノブも動きます。こういうのって昔は結構高い機材しかできなかったような?僕が知らないだけでそんなこと無いかもしれませんがちょっと感動しました。当然ですが逆は無理です。BOSS TONE CENTRALというサイトにいろんな設定があってそれを読み込むことができるようです。ただこういうの僕はめんどくさいのであんまり使わないかもしれません。

その他便利グッズを買いました

オープンバックだし家も狭いので壁に近づけて置きたいんですが付属の電源ケーブルがストレートで少し邪魔です。そのためL字の電源ケーブルL字のUSBケーブルも用意することにしました。これでケーブル類の余計な出っ張りがなくなってスッキリするので非常に良いです。

関係ないですけどその他のアンプもこういうL字変換のを使っています。

あともらったポイントでアンプカバーを買いました。これでケーブル類を付けたままカバーもできます。そのうちフットスイッチも買おうと思います。そのくらい気に入ったです。

ということでBOSS KATANA-50 mk-2でした。久しぶりにワクワクしました。


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