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PCMレコーダーの話

ところでギターを録音するのに最近ではオーディオインターフェースDAWを使うのは当たり前だと思いますがどうもライン録りだと思ったような音が録れないと思うことがあります。機材がしょぼいのもありますがDAWの設定などいろいろ弄るのがめんどくさくてしょうがないです。マイク録りもマイクを出したりしまったりするのが大変面倒で結果うまく録れなかったりします。

練習をいい音で録音したいだけでCDを作るわけではないですからもっと手軽に録りたいと思っていましたので先日カメラの外部マイクを買って色々やってみたんですがやはりカメラの録音機能に拠ってしまうのでそんなに劇的に良い音ではありませんでした。何かいい方法はないかと考えていましたが家にSONYのPCM−M10という古いPCMレコーダーがあるのを先日思い出したところでした。

2009年発売だったようで安かったので出てすぐ買った覚えがありますが買って満足して以降ほとんど使っていませんでした。折角なのでこれを活用したらどうなるのか試してみましたが当たり前ですがカメラのマイクよりキレイに録れたような気がします。今回もレイニーのミニアンプを使ってギターの生音も少し入るくらいの音量で録っています。寒かったのでエアコン付けたまま録ってしまいましたので少し音が入っています。

最近のミニアンプはすごくよく出来ていると思います。昔ミニアンプといえばマーシャルかフェンダーのプラスチックの筐体のものでしたが値段は同じようなものなのに音が全然違います。ロックやメタルをやる人には機能が物足りないと思いますが個人的には家で弾くだけならこれで十分だと思います。家のはMINI−SUPERGという機種でしたが多分もう廃盤になってると思います。他のメーカーでもミニアンプがいくつもありますが最近のものはすごく良く出来ていると思います。

PCMレコーダーの話に戻りますがPCM−M10の気に入らないところは電源を切ってしばらく放っておくと毎回時刻を設定しなければならないところです。買ったときからそうでしたのでこれがめんどくさくて使わなかったような気がします。もう古いので内蔵電池もヘタってると思いますが電源を入れたままでスリープのような状態にして放っておいたんですが1週間くらい電池が持ち時刻の設定もしなくて大丈夫のようでした。ネットで調べると内蔵電池の交換方法があったりしますが今のところそこまでする気は起きません。電池はエネループですのでそんなにお金はかかりません。

ほとんど使ったことがなかったのですが改めて触ってみると操作がすごくわかりやすいと思います。あと当然ですがただ録るだけなのでとても簡単です。今そこに出ている音をそのまま録音するような感覚ですので色々セッティングに悩む必要がありません。その場の雰囲気がそのまま録れるので空気感というか距離感みたいなものも感じます。オーディオインターフェースとマイクでもこんな感じで録れるのでしょうけど機械オンチの僕には面倒です。しかしとりあえず音は使えると思いましたが、Macにデータを転送しようとするとめちゃくちゃ遅いです。12年間ほとんど使っていないのにこの転送が遅いことにより新しいのが欲しくなってしまいました。

このあたりが評判が良いようです…いや新しいの買う前に勿体ないからちゃんと使ってあげないと…。などと色々書きましたが機材はスペックが良ければそれでいいのではなく自分にとって使いやすいことが大事だと思います。最新の高スペックの複雑な機能のものは多分僕は説明書読むのが面倒で結局使わなくなってしまうと思います。考えて見れば最近のゲームはすごく映像が綺麗ですがやることが妙に多くてよっぽど暇じゃないと多分途中でやるのが嫌になってしまいます。だったらファミコンとかMSXのゲームの方が今は楽しめるような気がします。映像も4Kだ8Kだって言ってたらきれいな女の人の顔の毛穴が見えて萎えてしまうような時代ですからなんでも先端技術が良いとは思わないです(本当は買えないだけですけど)。なんの話かよくわからなくなりましたのでこの辺で。

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